#上市町を想う〜冨永悠太さん

今回は上市町出身で、現在は渋谷でデジタルマーケティング支援・広告代理店を経営されている冨永さんにお話を伺いました。

挑戦の原点

私は上市町の中でも自然豊かな場所、新屋で幼少期を過ごしました。スポーツが得意な少年で、小学1年生から中学1年生までは野球に取り組み、その後、中学2年生から陸上競技を始めました。子どもの頃から、一つのことに夢中になると、極めるまでとことんやり抜く性格でした。

高校は富山商業高等学校へ進学し、高校2年生、3年生でインターハイに出場したりと、陸上競技に励む高校生活でした。卒業後は富山県内の企業に就職し、実業団登録をして陸上を続けていましたが、挫折を経験するなど、さまざまなタイミングが重なり、「県外に出て自分の力を試してみたい」と思うようになりました。

そして20歳のとき、富山を離れ上京する決意をしました。

普段の仕事の様子

23歳で会社を設立

スポーツが得意だったことから、それを活かせる職業としてパーソナルトレーナーの道を選びました。しかし、トレーナーとして活動を始めて1年ほど経った2020年、コロナの影響で経営が厳しくなり、勤めていたジムが倒産。そんな中、トレーナー時代に独学で行っていたブログやSNSでの集客に可能性を感じ、デジタルマーケティングの世界へと転身しました。

ブログやSNS運用が軌道に乗るにつれ、「起業したい」という想いが芽生えました。そこで、まずは経験を積もうと、広告代理店のスタートアップ企業に入社。半年で営業成績トップになりました。

さらにビジネスマンとしての経験を積むため、大手企業へ転職し営業職を経験。ここでは新人MVP(営業成績日本No.1)を獲得するなど、営業としての自信を深めました。在籍中に個人でホームページ制作等の受注を始め、事業を拡大し法人化へと進展させました。

現在は、デジタルマーケティングの総合支援会社を経営し、企業の広告戦略を支援しています。デジタル広告運用に加え、デザインやマーケティング戦略を手掛け、クライアントの売上向上に貢献しています。現在は約30名の体制で会社を運営しています。

今後のビジョンとしては、20代のうちに30億円の売上を達成し、将来的には数百億円規模の企業を目指すこと。そして、業界でNo.1企業になることを目標としています。

日本有数のデジタルマーケティング拠点渋谷にオフィスを構える

上市が誇れる経営者に

上市町は私のルーツであり、帰る場所です。「何もない」と言われることもありますが、その環境だからこそ、自分の内側から湧き出るエネルギーがあり、それが今の自分を形作ったと感じています。また上市にいると自然と落ち着くことができ、思考の整理もできます。

今後は、上市町の農業の事業承継を進めていきたいと考えています。

外に出て改めて気づいたのは、上市町のお米や野菜の素晴らしさ。これらを次の世代に継承できるように、そしてインターネットを活用して広く知ってもらえるような取り組みをしていきたいと思っています。

また、富山県とのつながりも広がってきており、県内の高校生を対象にしたインターンシップジャーニーの受け入れも行っています。

「富山が、上市が誇れる経営者になる」その想いを胸に、日本で誰もが知る企業へと成長させていきたいと考えています。

文:辻愛美

冨永悠太さん 

株式会社Live Now 代表取締役

1998年生まれ、上市町新屋出身

富山商業高等学校卒業後、富山県内で自動車関連の企業に就職

20歳の時に上京し、スポーツトレーナーや広告代理店の営業を経験

23歳の時にデジタルマーケティング支援の株式会社Live Nowを設立

会社HP:https://livenow-inc.jp